映画レビューするよ。その3

 今回は最近観たこれ。

なにも考えずオススメの1番目にあった映画。映画館で観ようと思ってたら上映期間終了してた映画。一時期観る映画に結構な確率で出演していたルーカス・ヘッジズが主演ということと「レディ・バード」で似たような役柄を演じていていい感じだったので観たかった。両親がラッセル・クロウニコール・キッドマンというのもいいし脇役もドランにレッチリのフリーとか豪華。レッチリってデスノートの主題歌の人ってイメージ強かったんだけどアルバム借りていろいろ聞いてからはダークでかっこいい曲の人ってイメージ。ちなみにフリーはベーシスト。

あらすじとか予告のイメージだと施設に入れられた少年の話って感じだけど、話の展開的には「ワンダー 君は太陽」みたいな感じ。主人公というよりは取り巻く人々だったり人とのつながりとか家族とかの話。正直観ていてかなりストレスが溜まるタイプの映画。つまらないからじゃない。主人公たちと一緒に施設だったり教会だったりそういう場所に閉じ込められた気分になるから。感情移入すればするほど息苦しい。全体的に室内のシーンが多いしお喋りな登場人物もいないしナレーションで心境を語るようなシーンもない。敵なのか味方なのかわからない人たちが次々出てくる。まあリアルはそんなもんだけどそれをフィクションの世界でつくりあげるのは結構大変なことだと思ってる。ドラマチックな展開の方が観ていて話の輪郭を追いやすいし安心感もあるし、そこをあえて曖昧に描いてる作品はやっぱり上映館は多くないよね。好きなんだけどなあ。こういう作品こそ映画館で集中して観ていたいんだよね。

たまに思うんだけど同性愛的なテーマを扱う作品にはどうして宗教が絡んでくるんだろうね。描きたいのは宗教そのものというより家族や譲れないものなんだろうけど。自分の中で印象的な映画だと「情愛と友情」みたいな。アン・ハサウェイの家族の話も素敵だなって思う。
愛とか恋を宗教みたいっていう文学とか曲とかもあるからLGBTにかかわらず愛と宗教は切り離せない関係なのかね。なんか繊細な話題よね。私ごときが触れるべきではない。
だからこそ映画はネタバレ観るより自分で観てって思うのかも。

ってことで今回はここまで。
最初に最近観たって書いてるけどここまで書くのに結構経ってる。

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