映画レビューするよ。その4
今回の映画はこれ。
いま映画館でやってる。鉄は熱いうちに叩け、この映画は今見るべき作品と思い映画館へ。
今回はネタバレありでいこうと思う。映画館自粛してる人ごめんね。
アニメは全話アマプラにあったはず。
正直長らくこの作品の存在を忘れてた。でも当時はビデオテープの時代、寝坊に録画ミスしたらありえないぐらい泣いた。だってビデオリリースされるまで見れないんだもん。見逃し配信もないしレンタル開始までだともっと時間がかかる。映画内でリアタイしてたのは一人だけだったけど、シリーズの長さも考えるとそれぐらいのハードルの作品ではある。今じゃたまに歌詞がネタにされてるのとか、カラオケ行ったら誰かはOPを歌うからその映像をみるってレベル。映画のタイトルにおジャ魔女であることなど書いていないし予告通り本編観てもおジャ魔女の新作映画ではない。ただしこれは泣く。もうこれは何て名前のついている感情なのか分からない感情で泣く。
最近の一挙みて思い出したけどもともとアニメでも主人公こそおジャ魔女たちだけどクラスメイトや魔法界の誰かがメインになる回も結構ある。そして本当の解決策として魔法は使わないし解決しない回もある。子供あるある、家族あるある、人間あるある。魔法というファンタジーを扱っているのに所々リアル。そして映画でも言ってたけど最終的にどれみたちは魔法を使わない生き方を選んだ。じゃあ最初から魔法要らなくね?とはならないし明らかに成長で魔法を超えた結果だと思う。
そんなおジャ魔女を観て育った奴らはいまどうしてんの?ってのがこの映画。結構等身大の20代女感があっていいなと思った。会ってない時間はSNSでやり取りして調べものも写真もスマホ。どん底の時はトコトン落ちるし、同世代の中で成功者に見えても苦しい。それが若いからなのか女だからなのか時代なのかは知らんけどもね。胸糞な男性上司にヒモミュージシャンの彼氏に離婚した父親にSNS炎上経験男。そんなにクソな男をピックアップしなくてもとは思ったけどね。その中にCV石田彰の男はもう裏切ってきてもまあそうだろうねで許せるレベルだったけど最後までただのいい人だった。
正直メタ表現だらけでおジャ魔女は同じ次元には存在しないと思い知らされていく絶望が無いわけではない。魔法なんてどこにもないかもしれない。終電がなくなったむしろそこが強さに変わるというか、どれみたちは永遠にあのままでいてくれるっていう希望。時期が違ったら観光キャンペーンとかあったのかな。同世代の友達とはしゃぎたかったぜ。魔法玉も売ってくれないかな。Twitterで一時期の話題になったシルバニアの赤ちゃんみたいにポケットに仕込んでおきたいレベルだわ。推しがあいこちゃん→おんぷちゃん→みんな好きになったから正直何色買えばいいかわかんないっていうね。
今回はこれで以上。こういうテンションもたまにはね。
まあ何はともあれ映画館で懐かしのアニソンを聴く夢は叶ったわけだ。やったね。
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